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あどけない表情を浮かべる女の子達の恥ずかしいアソコはすでに濡れまくり!体だけは敏感だね!!

煮えたぎる氷

氷の華 (幻冬舎文庫 あ 31-1)
美しくそして何不自由のない生活をした上流階級の女。じわりじわりと追い詰められてゆく男女併せて4人の心境を察すると、生きた心地がしなかったであろう(一人だけそうでない人間がいた。「主人」を殺害された復讐を果たすべく、全く手段を選ばない彼女の言動はたしかに常軌を逸している。東野作品は全体としての読み応えとともに、情緒的なエンディングを多用する印象が私にはある。
。とはいえ、そのサイボーグと称された女性が最後の最後で発したセリフは実に人間的であった。かつての栄光は実は「虚構」に過ぎず、それを真に悟ったときには自らの「死」を代償とせねばならないというわけだ。
殺人にまでいたる動機が甘かったように感じるものの、全体としてはまとまった小説とはいえる。本書の背景にあるのは、そんな儚く悲しい人生模様の赤裸々な活写ではないのか。一貫してぞくぞくとした恐怖心を植え付けてくれる。その文庫版には、若い日の東野圭吾の爽やかな素顔が載せられている。
それを追い詰めていく刑事、とその殺人の裏に潜む陰謀とは?

最初なぜヒロインが殺人を犯したのかその気持ちが理解できなかったが、冷たく見える人ほど心の中に熱く煮えたぎるものがあるという事だろうか。むろんただの女性でない。その人物の密かな計画も見物だった)。

 読み進めれば直ちに分かるように、表題『美しき凶器』とは、ある外国人女性のことを指している。「時代性」を反映した作品であることも見過ごしてはならないだろう。
しかしその殺人の裏には・・・
この小説は最初にヒロインが夫の愛人を殺害するところから始まる。
 単行本で刊行されたのが1992年で、文庫版の初版は1997年。但し、内容は爽やかさとはきわめて対極にある。肉体的に洗練化されたサイボーグと称してよい(映画『ターミネーター3』に登場した女性を思わず想起したが、その女性のきちんとしたモチーフは存在するらしい)。彼女の心の奥の一番深い傷をつかれた事によって犯した殺人。だから彼の作品は途中で頓挫してはいけないのだ。

 彼らは元トップアスリートであるが、選手としての追い詰められた状況から禁断の○○に手を染め、それは結果的にその後の人生の歯車を確実に狂わせてゆく。登場人物の一人における心の闇を描いた箇所が端的に示しているように、「恐怖と快楽とは紙一重」なのだ。本書『美しき凶器』は現在も28刷まで版を重ねている。「爽やかさ」から男性としての「渋さ」を醸し出した彼の写真もまた読者の注意を惹くことであろう

伊藤 葉子

氷の華 (幻冬舎文庫 あ 31-1)

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