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やっぱり面白い話はドラマチックです
![]() | B級グルメ倶楽部 3 初回限定版 (Dariaコミックス) |
彼女の悪事は、時にはセクハラ上司を左遷させたり、時には犯罪者の逮捕に協力(本人に自覚はナイ!)したりと、弱者を幸せにしちゃうから摩訶不思議!
でも一番の被害者は弱者なはずの妹。
こんなにも疲れ果て、苦労がいっぱいで壊れやすく、全力でエネルギーを費やす二人の波乱は
まだまだ続くのでしょうか?
続いてほしいです。うちの姉のスローガンは「やられたら倍返し」。嘘をつかれ、
不信感がつのる吉野ですが、そんな彼(と姉)は親戚が集まる法事の場で、よくある世間の
常識的な攻撃を受けます。
「いつか姉に天罰が下るんだ」って信じて早往く年月…未だ周囲に愛されてる模様。
恋人の腫れた顔を見た鬼塚の、暴力を伴わない報復もまたちょっと感動的でした。
このマンガの主人公は高校生の“容子”。
“澄子”は一日一悪をモットーに、老若男女に容赦なく、そして執念深く人を陥れます。
憧れの岡本くんには姉の悪戯であらゆる誤解をうけちゃう始末。それぞれの家族も
他人事で距離を置けないゆえの辛辣さや拒絶、理解や許容、それが次から次へと忙しなく出
てきて、相も変わらず具だくさんな内容でした。
“容子”の幸せは、今後の姉の悪事にかかっているのかもしれない。。
強引で間抜けでいつも吉野を振り回してばかりですが、彼は彼なりのやり方で大切な人を護り
ます。
そう「やられなくてもやり返す」んです!!!
物語はこれといった盛り上がりもなく、一見淡々と進みます。
今市子さんの作品には面白い姉や母、兄や弟が登場するので、いつもすごく賑やかですね。そんなB級グルメな二人を見守るバーのカオリとさやかも出番が多く、とくにカオリの
辛辣で的確で情が深い言葉は好きです。
こうしたマジョリティの幼稚な罵倒や乱暴さを素通りしていく振りで、彼がどれほど傷付いて
きたかは、そっと廊下に出て
「こういう人生を選んで安楽の道が用意されているわけはないのに 唯一の得難い伴侶さえ
守れないでいる」
と独白する顔に少しだけ表れていました。
そんな姉でもやっぱり愛すべき家族なんだよね。
ありがちな自我のない当て馬キャラではなく脇もみな魅力的で痛快です。
彼女の姉、OL“澄子”は、更にその上をいってたんです。
「あんたいくつになったの」「結婚まだせんの?!」
「まだ男が好きなの?うそでしょー」「オカマなのか!」「病院で診てもらえ!」
(性的多数派中心社会の)これら無邪気な暴言を、彼は高校時代から(「ホモくせー」とか)
言われてきたし、ある行き違いでノーマル男性に殴られたりもする。
今回は鬼塚のある失敗から二人は未だかつて無いほどヒビが入ってしまいます
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